今回は、QGISをはじめて使う方に向けて、「インストールしてすぐ使える状態にするまで」の手順をわかりやすく解説します!
「学校の研究で必要になった」「仕事で使うことになった」「地図を趣味でいじってみたい」――そんな方でも、この記事を読めばすぐにQGISを始められます。
まずは気軽にインストールして、地図の世界を体験してみましょう!
QGISインストーラーのダウンロード
まずは、こちらの公式サイトにアクセスしてQGISのインストーラーをダウンロードします。

まずは、緑のDownloadのボタンを押すと、以下のようなページに遷移します。

右側にあるポップアップに寄付をするかどうかという選択が出てきますが、寄付をしなくても無料でダウンロードできるので、オレンジ色の「Skip it and go to download」を押します。
ボタンを押すと以下のようなページに遷移します。
QGISのには「開発版」と「安定版」の大きく二つのバージョンがあります。
開発版は最新の機能が使えることもありますが挙動が不安定になることがあります。
安定版でも十分基本的な機能は使えるので、安定版を選択していきましょう。
安定版のインストーラーをダウンロードするには赤い線で囲った部分をクリックします。
クリックするとダウンロードが始まります!
少し時間はかかりますが、ダウンロード先にQGISのインストーラーがダウンロードそれたら

QGISのインストール
ここまでで、QGISのインストーラーをダウンロードできたので、インストールを行っていきます。
ダウンロードしたQGISのインストーラーをダブルクリックすると、以下のような画面になるので、Nestを押します。

次に「I accept the terms in the License Agreement」のチェックを入れて「Next」を押します。

インストールしたいフォルダを設定して、「Next」をおします。
特にこだわりがなければこのままで大丈夫です。

「Install」を押せばインストールが始まります。
インストールが終わり、Finishというボタンを押せばインストールが完了します。
アプリケーション一覧に「QGIS Desktop」というアプリがでてくると思うので、クリックすればQGISが開きます!

QGISを便利に使うための次のステップ
背景地図としてOpenStreetMapを追加しておくと、位置情報の確認や分析にとても便利です。
QGISの左側「ブラウザパネル」で「XYZ Tiles」を右クリックし、以下のように設定してください。
- 名前:OpenStreetMap
- URL:https://tile.openstreetmap.org/{z}/{x}/{y}.png


設定後、地図にドラッグ&ドロップすれば背景にOSMが表示されます。
これで、今後この地図の上にデータを乗せていくことができます!

ちなみに商用利用はできませんが、以下の設定でGoogleMpaも設定できます。
名前:Google Maps
URL:http://mt1.google.com/vt/lyrs=m&x={x}&y={y}&z={z}
まとめ
今回は、QGISのダウンロードからインストールまでの手順を丁寧に解説しました。
次回からは、QGISの基本的な操作や考え方について、初学者の方でも無理なく学べるように、ステップごとに基礎知識をご紹介していきます。
「研究や仕事で急に使うことになった」「地図データに興味がある」そんな方も、ぜひ一緒にQGISの世界を楽しんでいきましょう!
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